HACK不動産

海外のコンバージョンサービスを探していたら、お国柄の出た面白いサービスを見つけた。

Econoloft　は、屋根裏部屋のコンバージョンを手がける会社だ。

イギリス建築は屋根が急勾配のため屋根裏部屋が作られるケースが多い。

そのため、「屋根裏部屋をコンバージョンすることで家の価値も上がりますよ。」
というサービスを提供する会社は、イギリスではいくつかあるようだ。（ネットで検索すると同じようなサービスがたくさん出てくる）

日本ではちょっと考えにくいサービスだ。

でも、家の中で活用されていない空間に目をつけるという視点はつかえそうだ。

たとえば、１人暮らしだったら仕事に出ている日中の留守宅とか、子供が大学に上京したり独立して家を出たりした後の子供部屋とか、活用されていない空間は結構ある。

そいういう活用されていない空間を狙ったビジネスは何か考えられないだろうか？

Loft conversions, Econoloft Loft Conversions arfolyamkereso.com
http://www.econoloft.co.uk/

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 08:06 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

おしゃれなリノベーション物件

というイメージに強く影響を与えたのがブルースタジオだ。

数年前までは小さな案件しか扱っていなかったようだが、最近では日本土地建物と組んで、ラティス青山に続きラティス芝浦という大規模コンバージョンプロジェクトを手がけるまでに成長した。

大島社長の手腕が大きい。とても優秀な社長だ。

デザインマーケティングもすばらしいが、ビジネスマーケティングもそれにましてすばらしい。

スルガ銀行の無担保ローンも利用できるのが便利。

リノベーションを考える人にとって、一度は通らざるを得ない会社だ。

Re innovation ブルースタジオ
http://www.bluestudio-design.com/

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 07:55 | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)

世の中には、変わった物件を偏愛する人たちがいる。

Rプロジェクトの武藤氏もそのような人の１人だろう。武藤氏は、早稲田の石山修武研究室出身、リクルートの江副氏がつくったスペースデザイン入社、その後イデー資本のイデーRプロジェクトを立ち上げた（それにしても濃い人達ばかりに囲まれている。）。

現在はイデーの資本からはずれて「Rプロジェクト」と名前を変えている。

武藤氏が手がけた案件で私が興味をもったのが、Re-knowという物件（実はこの物件、先日紹介したフレキシブルという会社が保有しているようだ。）。日本橋の老朽化したビルをロフトにリノベした野心的な建築だ。

その武藤氏が、ライブドア不動産で”武藤弥のR物件探索”というコンテンツを始めた。気に入った物件を対話形式で紹介していく体裁だ。自社管理物件緒リーシングも同時に行っている。

今後、Rファンドの組成等も検討しているらしいので、ここのコンテンツはRプロジェクトの実績をPRできる格好のIRページとなりそうだ。

個人的には、武藤氏の強烈な経営者的野望と純粋な建築フェチのメンタリティが混在しているちょっと変なキャラクターに興味がある。不思議な魅力のある人だ。

R不動産
http://blog.livedoor.jp/r_project/

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 21:10 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ビフォアーアフターという言葉がテレビ番組を通じて大きく伝播した。
ぼろぼろの家が建築家の手により新築同様の家に生まれ変わる様は、なんともいえないカタルシスを生じさせる。

そんな”ビフォーアフター感”をうまく取り入れてビジネスで成功しているのが、この新築そっくりさんだ。

あなたの中古が新築そっくりになるという分かりやすいコンセプトだ。

新築と比較してメリットがある。
まず、新築の半額で済む。そして家に住みながら、３０坪程度であれば４５日で工事が済んでしまう。現場見学が随時おこなわれており、実例を見る機会も多く用意されている。

しかも驚くのが、１ヵ月後、3ヵ月後、12ヶ月後に専門スタッフの定期訪問まであるとのこと。施工業者は通常アフターはなるべく避けようとする。ここまでのアフターサービスには顧客も納得だろう。

新築そっくりさん
http://www.sokkuri3.com/

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 00:38 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

私は何事においてもシンプルであることを重視している。プレゼン資料やプログラムなどなるべく無駄を省いて明快なことをよしとする。

そんな感性をもった人には、この無印良品が展開するリノベーション事業に共感できるのではないだろうか。

「究極のシンプル」をテーマとして、大きな１室空間に無駄を一切省いた”何もない”空間を実現している。

無印良品で一番高い商品だと思うが、子供のころからの無印ファンならここは一発大人買いはいかがだろうか？

MUJI＋INFILL 　無印良品
http://www.muji.net/infill/renovation/index.html

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 20:59 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

本当は価値があるのに、見捨てられれている領域というのは案外多いのかもしれない。

スキーマ建築計画は、屋上空間に注目している。

彼らによると、
「Sollaborationとは、「空」と「コラボレーション」 をかけた造語でこの企画は日常つい忘れがちな屋上に+αな楽しみを見つけ新たな都 市生活像を生み出す企画」とのことだ。

実際に、この考え方を取り入れた建築物も制作し、展示会なども行っており現実的な活動として実際に成果があがっているようだ。

屋上緑化という現実的な問題へのひとつの解となる面白い試み。見捨てられている空間とコラボするという発想は応用性がありそう。

スキーマ建築計画
http://www.sschemata.com/

投稿者: ＨＡＣＫ不動産 日時: 16:37 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)